こんにちは、さいたま口腔リハビリテーション歯科クリニックです。
最近、転倒して口唇を大きく切ってしまったり歯が欠けてしまったり歯が動いてしまったりという患者さんが多かったのでその対応についてお話しします。
・歯が欠けてしまった場合(神経までいっていない場合)
欠けてしまった歯があれば洗ってお持ち下さい、接着できる可能性があります。
ない場合でも樹脂や被せ物による修復が可能です。
・歯が大きく欠けてしまった場合(神経が露出してしまっている)
神経の露出が一部で保存可能な場合はお薬をおいて症状が治るのを待ちます
神経の露出が大きく神経を取らないと症状が治らない場合は神経の処置を行います。
・歯が脱臼して動いてしまった場合
麻酔をして元の位置に戻してボンドなどで固定します。
放っておくと動いてしまった位置で固まってしまい、矯正治療でしか動かせなくなります。
・歯が脱臼して抜けてしまった場合
汚れを取った後、牛乳や生理食塩水につけて保存し出来るだけ早く歯科を受診して再植して固定して下さい。時間が経てば経つほど予後が悪くなります。
・歯がグラグラする場合
根っこの先で折れていたり、少し脱臼している可能性があるのでレントゲンで診断し固定が必要な場合があります。
あと見た目や症状がない場合でも数ヶ月後に歯が黒ずんでくることがあります、これはぶつけた刺激により歯の神経が腐ってしまった時に起こりますので何もなくても経過はみた方が良いです。
