こんにちは、さいたま口腔リハビリテーション歯科クリニックです。
新聞でもようやく注目され始めていますフレイル(衰え)健診が始まっています。
以下日経新聞より抜粋
「今年4月から75歳以上の高齢者を対象に、要介護になる手前の状態かどうかを判断する「フレイル健診」が始まった。15項目の質問票で要介護"予備軍"を見つけ、個別指導や医療機関の受診につなげる。長く健康を保てば、高齢化で膨らむ社会保障費の抑制も期待できる。指導にあたる保健師らの確保などが課題だ」
全国的には後期高齢者の受診率は3割程度しかなく、今後啓蒙活動が必要になってくると思います。上記にあるように長く健康を保つことで充実した毎日や社会保障費の削減にも繋がり超高齢化社会の日本の未来が明るくなります。
高齢者に限りませんが、脳梗塞や転倒による骨折などで入院すると急激に今まで潜在化していた問題が浮き彫りになり生活が激変してしまいます。普段何気ないサインを感じ取ってちょっとした運動や習慣を取り入れることをお勧めします。
当院ではオーラルフレイルというお口の衰えにも取り組んでいます、まだまだ認知度が低いですが歯科の治療が終わった後に簡単なアンケートを実施してお口や食べる機能についてお聞きしています。
また様々な検査機器を用いて客観的な数値でお口の機能を見ることが出来ます。パタカの発声をカウントするもの、舌圧と呼ばれる舌で潰す力を測るもの、吐くちからをみるもの、口腔内の乾燥度を測るもの・・・・などなどを使用しています。
実際に検査をしてみると思わぬ発見があるかも、なかなかお目にかからない検査ですので面白いですよ〜
少しでもフレイルの認知が広まるよう活動していきます!
