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フレイルとサルコペニアの違い

こんにちは、さいたま口腔リハビリテーション歯科クリニックです。

最近ではよく聞くようになったフレイルやサルコペニアですが、似たような概念なので一度違いを見ていきたいと思います。


フレイルとは加齢により心身の状態が弱まっている状態とされており要介護の前段階とされてうます、これに対しサルコペニアは筋肉量が減少することで筋力や身体機能が低下している状態です。フレイルの方が大きい概念でサルコペニアに関しては身体機能のみを指しています。

参考までにフレイルとサルコペニアの診断です、似ていますよね。


フレイルの診断

・6ヶ月で2kg以上の体重減少

・筋力低下  握力 男性 <28kg 女性 <18kg

・歩行速度  <1.0m/秒

・疲労感

・運動活動の有無


サルコペニアの診断

・握力  男性 <28kg 女性 <18kg

・5回椅子立ち上がり   ≧12sec

・歩行速度   <1.0m/秒

・SPPB ≦ 9

・SMI (筋肉の量)男性 <7.0kg/㎡ 女性  <5.7kg/㎡


その中でも当院ではオーラルフレイルという口腔機能の低下による食事摂取量やお食事が苦痛になる方々に対してのアプローチをしています。お口は食べるだけでなく発声や表情などの機能でも重要な役割を占めています。

病気を契機にして一気に症状が出てしまいますので日常からフレイル予防を意識して健康寿命を延ばしましょう!




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