こんにちは、さいたま口腔リハビリテーション歯科クリニックです。
最近、ようやく在宅の患者さんが増えてきて嚥下評価嚥下リハを継続しております。やはり思うのは全身の健康状態や覚醒状態がかなり影響しています、自分自身に当てはめてみると風邪などで体調を崩すと食欲もなくなりますし、食の好みも変わってしまいます。また運動してお腹が空けば体に必要なエネルギーを欲するように自分自身の体が欲しいと思う食材がやはりその時の状態では最適な物を選んでいると言えます。
入院などで一時的に全身的な体力が落ちてお口から物を食べなくなると、いわゆる病院食のような胃に優しい食べやすい食材になってしまいます。ただ再び施設やご自宅に戻り、お散歩や人との交わりが増えることにより全身的な状態はかなり改善することが多いです。
嚥下評価をしていると、食べれるのに食べれないという方が非常に多いです。食べれなくなった方を食上げするのはかなり難しいですが、上記のような入院などで一時的に全身的に落ち込んだ場合の食事形態が現状に合っていないこともありますので最近はよくお話しもするし以前よりも状態が改善したと言うような場合は一度嚥下検査を入れてみると前とは違った結果になることもあります。
